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スウィート17モンスターのmikeのレビュー・感想・評価

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)
4.5
理想と現実のギャップ、うまくいかないもどかしさ、自己嫌悪・自己憐憫・承認欲求と戦う思春期からの、さわやかですこやかな成長!強烈な母との折り合いや親友との仲たがい、という展開もあいまって、大・大・大好きな『ローラーガールズ・ダイアリー』を彷彿とさせる。主人公をとりまく男性陣もみんな推せるわ〜〜〜。

ずっと不機嫌をまき散らし実は甘やかされてきたネイディーンが自分で自転車をこぎ、あの情緒不安定でネガティブで甘ったれのお母さんが「Ok.」と言えるようになった時には、新米母のわたしとしては、うわーんとなってしまいました。いくら周りがやきもきしても、結局それをよそに、子どもに変化が訪れる日はある日突然くる。先生の妻の「時間が解決する」という言葉は、自分の人生にも育児にも照らし合わせて、深くうなずいてしまった。
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