このレビューはネタバレを含みます
【2017.02.04.SAT】
映像として、美しかった。
ポルノではなくて芸術。
だけど芸術家の心はわからない。
ヴァリとは結婚出来ないけれど
結婚協定を結ぼうって
平気な顔で言えるだなんて…
だけどどうしてもみんな
エゴンに魅了されてしまう。
彼にはそういう魅力がある。
放っておけない危うさと、
自分だけを見ていて欲しい独占欲。
ヴァリが可愛い。
あんな風にエゴンにされても
健気にエゴンの側にいる、
ヴァリのあの感じが可愛い。
ヴァリと結婚したら良かったのに…
クリムト好きな私としては
クリムトの作品もちょこっと観られて
嬉しかったり。
でもエゴンと比べると
クリムトがねっとりおじさんに
見えてきてしまって辛かった。笑
万人受けする映画じゃないけれど
私はこの雰囲気とか音楽とか
何よりドイツ語とかが好き。
ドイツ語がちょっと訛っていたような、
オーストリアだからやっぱり
またちょっと違うんですよね、
たまに聞き取れないところが。。
DVD欲しいかも…
