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エゴン・シーレ 死と乙女のmidimidiのレビュー・感想・評価

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)
3.5
自分が思春期の頃憧れた、シーレの絵。その生涯をざっくり知ってはいたけど、こうして映画化されると、見なければ、という気になった。
世紀末のウイーンの街並み、人びとのファッションなど、作りこまれていて見応えがある。
かなり頑張って作られていると思うが、全体としては良くも悪くも昭和の少女漫画的な仕上がりに思えるのはナゼだろう。
この時代の男女観は現代から見ると当然古めかしく、その価値観を前提とした奔放さやスキャンダラスさが幼く痛々しい。
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