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ジェーン・ドウの解剖のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

印象としては、発想は面白いですし、映し出されるものに派手さはなくとも十分に"恐怖"が感じられ、率直に言って本作は、良質なホラー作品ではないでしょうかね。

展開や演出も悪くはないですし、じわじわと追い詰められていく緊張感や雰囲気も良い。そして、何よりも魅力的だったのはキャスト陣。オースティン・ティルデンを演じたエミール・ハーシュや、オースティンの父親であるトミー・ティルデンを演じたブライアン・コックスの演技力と存在感は申し分ないですし、2人の掛け合いや親と子の何とも言えない絶妙な距離感が単純な物語の背景にあるものを自然と深追いさせるような、心惹かれるものを強く感じました。

それと、やはり一番印象的だったのは、オルウェン・ケリーが演じるジェーン・ドウですね。彼女の美しさには一瞬で目を奪われましたし、その美しい彼女に隠された数々の謎が検死によって解明されていく様は単純に面白かった。気軽に楽しめる良作かと。
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