おすわり、伏せ、しね。
目が覚めたらサンタの格好で砂漠に置き去りにされていた青年が、ポルシェのため、そして彼女の信頼を取り戻すためにヒッチハイクしながら家に帰るロードムービー。
砂漠の荒野を歩くサンタクロースというミスマッチなシーン。可笑しいんだけど画になるのは何故だろう。
そして正しい行いをすれば一見遠回りに思える事でも良い結果を呼ぶというディズニー映画らしいハッピーな展開に終始。それもクリスマスらしくて俺は好き。
嘘つきでズル賢い主人公ジェイクの灰汁が様々なトラブルを乗り越えるにつれ取れていく部分もロードムービーの醍醐味を感じて良い。旅を通して人として成長する。それは若者の特権のような気がする。