映画館でみれる！！ということでずっと気になっていた今作を鑑賞。
あらすじを読んだ時点で、ジャンルはサスペンスだけど、ちょっとホラー要素ありそう……って思って行ったら、ホラー描写もありましたし、ゴアや暴力も結構えぐかったり、隠されたメッセージもかいま見えて、やはり色んな意味で怖かったです……。
無事贔屓入りしたガー君の芝居見たさにいったので内容はそこまで期待せずにいったのですが、内容もすごく引き込まれて、でもある意味答えのない難解な映画だったので、映画館で見れて良かったと改めて思いました。家で見てたら、訳分からんで終わってた気がするw
陰謀論を上手くフィクションチックにしながら、結構現実でのこともしっかりわかる人にはわかる感じで詰め込んである感じ。
俳優達が座ってた墓石にヒッチコックって書いてあったり、お札の秘密のモチーフだったり、音楽に含まれた暗号だったり、ホームレスの王とかもなんか聞いたことある……って感じで。
最終的な答えははっきり出さない感じに作ってあるので、感想が二極化するのもわかりましたが、私は結構すきでした。
あとはガー君のお芝居を堪能する分にはやはり最高。彼の芝居の魅力わかってて監督も撮ってるなぁと。
ガー君のキャラ的には、メインストリー厶のような不気味さが。
最初、ミア？に惚れた時に、見てるのは犬なんじゃないか？とか考えてる自分がいました。犬殺しも彼かもなぁと。
ジョーカーのように彼の妄想っていう考え方もできるなと。
ソングライターの邸宅に行くところの描写とか、妙に実写が浮いてるように見えて、景色が絵のようにわざとしてる？と思ったところもあったりしたので。
あとはいつガー君が殺されるかな？と思ったら殺されないし……あとは、富豪の娘からリングを貰った時のあの初オナニーの雑誌の絵と死に方が被る辺りとか現実味がやはりないんですよね。
でもそうやって色々と考えちゃうと沼にズブズブハマる作品な気もするので、この程度にしておきます(笑)
個人的にはサブカル音楽良いなぁと思った自分が悔しかった。他のBGMは気持ち悪かったり怖く感じてたから、ソングライターの言葉が自分にも刺さって、ガー君の怒りに共感してしまった自分がいたり。
そういうところが絶妙にうまい。
見てる私達もガー君と同じように、騙され、踊らされてるなと。
色々と拾いたいのでいつか2回目見たい気はしますが、当分はいいかな〜(笑)
忘れた頃にまた見たいかも。
あと、スパイディオマージュは笑ったw
手にくっつく描写とかwwwまんますぎ(笑)
