吉良吉影

アンダー・ザ・シルバーレイクの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

無職のサブカル系男子が家の隣の美女に恋をする。しかし、ある日家が突然空っぽになり、行方を追う中で彼女の死を知る。彼女の身に一体何が起きたのかというミステリー映画。この手の映画は何気に好きかもしれない。謎解きをしながら話が展開される映画のめり込む事ができるのだが、この映画はカルト気質な特徴もある。ただの遭難・殺人事件ではなく社会に対するメッセージ性を孕んだサブリミナル効果をフォーカスした流れに急展開するのだ。そのため、観終わった後には何だか分からないけど、何か凄い体験をしたような感覚になる。一つ言えるのは主人公結構ヤバい奴だという事。感情をコントロールできずに子供達を痛めつけ、作曲家の爺さんを顔面破壊。

奇抜な演出やストーリーなど、色々な映画から影響を受けて出来た作品なんだろうなと感じた。評価は良くないが、個人的にはこの手の映画は割と刺さる。
吉良吉影

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