吉良吉影さんの映画レビュー・感想・評価

吉良吉影

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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

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1作目が完全に忘れているが、新作のために視聴。ヴェノムのアメリカンジョーク満載なセリフや主人公とのやり取りがいかにもマーベルらしい。

敵役で出来た彼女役の声デカ女の役割が微妙な気がする。それか警察官
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ガール・ネクスト・ドア(2004年製作の映画)

3.3

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隣に引っ越して来た美女が実はポルノ女優だった!と言う話。うぶな学生がどんどん闇の世界へ足を踏み込んで事件に巻き込まれていく。プロデューサーの男が鬼畜すぎるが、最後はスカッとやり返してくれたので爽快。>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.2

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うーーん。観る前から駄作なんじゃないかと思っていたが、案の定って感じがした。

前作がバズった理由は、理不尽な社会を前に自暴自棄になりたくなる共感性や名作である『タクシードライバー』や『キング・オブ・
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.2

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かつて南北戦争でアメリカ人同士が命を凌ぎ合った内戦。近未来でもしも起きたらという、非常にリアリティーのあるSF映画。内戦よりも登場人物の記者という仕事にフォーカスを合わせた内容。政治的な意味合いはあま>>続きを読む

憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.2

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『哀れなるものたち』でハードル上がりまくりのランティモス作品。今作も不穏な音楽と奇想天外なストーリーで独特過ぎる世界観を魅せる。

ジェシー・プレモンスはブレイキングバッドから間抜けな悪役キャラのイメ
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マルホランド・ドライブ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

5.0

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『マルホランドドライブ』がデヴィッド・リンチの最初に見た作品。
この作品が映画館で観れるとは、、
クラブシレンシオで突然女性が歌い出すのだが、音響が凄まじい。途中から映画館に居るということを忘れてしま
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.8

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何気に見た事がなかった名作。ジュブナイルものが観たくて鑑賞。

キー・ホイ・クァンとジョシュ・ブローリン出てるのに全く気づかず。流石に若すぎるので当たり前か。

宝の地図を頼りに冒険へ。それらしき洞窟
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

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正直障害を持った子に対して、小学生くらいの子達がこんなに暖かく迎えてくれるのはフィックション味を強く感じる。しかし、家族皆んなでオギーを支え合って、結果無事に一年を終えることができたの凄い。控えめな性>>続きを読む

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.8

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ツインピークスが『ロストハイウェイ』『マルホランドドライブ』っぽい感じに仕上げられていたので、元々個性強めな意味不明な作品だったのが、余計に意味不明になった。

ローラは悪夢に魘されていて、それから逃
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カクテル(1988年製作の映画)

3.6

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この時代のトム・クルーズはパイロット、弁護士など色々な役をやっていたんだな。今回は女癖が悪いバーテンダー役。

バーテンダーをテーマとした映画は今までなかった気がするので新鮮。途中までは派手にカクテル
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スティング(1973年製作の映画)

3.8

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『オーシャンズ・イレブン』の元ネタ。

詐欺師達の壮大な騙し劇場。この作品を観ている鑑賞者達に釣り針を垂らして、ひっかけまくるメタ的な要素があり、常にサプライズがあって面白かった。時代を感じる作品であ
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ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.7

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冴えない青年がヒッチハイクで乗せた男がやばい奴だったという話。警察に冤罪をかけられたり、進むところに例の殺人犯が現れたりと、割と報われない展開が多かった。これからカリフォルニア行きの仕事が見つかり、新>>続きを読む

悪い種子(たね)(1956年製作の映画)

3.9

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元祖サイコ少女の人怖ホラー。

直接的な怖い描写は無いのだが、少女の不気味な演出で不審感を煽られる。同級生の死に対しては何もショックを受けず、いつもと変わらない立ち振る舞い。いつもからかってくるリロイ
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ザ・チャイルド(1976年製作の映画)

3.9

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倫理観崩壊な映画。

序盤に戦争に巻き込まれた子供達の残酷なシーンを映し出される。本物の映像なので、大分ショッキングであるため、気分が若干悪くなった。それほど、子供達は社会上で立場が弱い存在なのだと訴
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.4

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隔絶された楽園。あらすじだけを読んで、ダニー・ボイル風の『ミッドサマー』的なサイコな集落映画かと思えば、あそこまでの狂気度具合は感じられなかった。全体的に中途半端な感じで、何を伝えたかったのかがイマイ>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.6

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土曜の補習で集められた個性的な5人の登場人物。全編が図書館での会話劇となっているが、それぞれが思春期ならではの葛藤や悩みを持っているそうだ。

月曜になったら無視するだろう。この趣旨はスクールカースト
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.1

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「娘(息子)が行方不明に...」というテーマの作品を最近色々と観ている気がする。この作品も終始証拠が行ったり来たりの怒涛の展開で目が離せない。

ヒュー・ジャックマン演じる暴走する父親が容疑者の男を拉
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.6

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ビートルズが世界から消えるというトリッキーな作品。ビートルズ以外にもコーラ、タバコ、ハリーポッターが消えていたので、割と取ってつけたようなめちゃくちゃな設定。自分なら出版社にハリーポッターのアイデアを>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

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ご本人様達による「タリス銃乱射事件」の再現ドキュメンタリー。映画のパートはほぼ3人の出立ちで占められているので、問題の緊迫した事件のシーンは数十分程である。映画としてはあっさりと感じるかもしれないが、>>続きを読む

ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

3.8

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『フェリスはある朝突然に』で先生達をおちょくりまくっていたマシュー・ブロデリック。今度はドタバタ教師役でポンコツ感漂う。あのイケメン顔は何処にいったのか。10年くらいしか経ってないのが驚き。

リース
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関心領域(2023年製作の映画)

4.4

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映画館で観るべき映画No.1だと思う。家で見たら、単なる一家の日常を描いた平凡なストーリーで寝落ちするだけ。隣の壁外で起きてる事に無関心であろう人が、実際にその場で聞こえているだろう絶妙な音量に上手く>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.6

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個人的にスパイダーマンといったらトビー・マグワイアなので、初代のヴィランが勢揃いする展開は激アツ。アルフレッド・モリナだけヴィジュアル全く変わってない気がする。流石にこれだけ懐かしいキャラ集めると、数>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.1

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久しぶりのMarvel。前作をあまり覚えてないが、取り敢えず『ノー・ウェイ・ホーム』が観たくて鑑賞。若干『アヴェンジャーズ』系列のネタバレがあるみたいで観てよかったのかと疑問。

やっぱり自分の中で『
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.0

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U-NEXTの説明「ロドリゲスとタランティーノがタッグを組むとこうなるという典型」が面白い。まさに終始ふざけ倒した作品だった。

前半でやばそうな兄弟に捕まった家族がメキシコ逃亡の足にさせられて、変な
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.2

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胸糞作品の巨匠、イーストウッドの実際にあった事件の映画化。

子供が行方不明になって、見つかったと思いきや別人。警察があーだこーだ言ってるが、流石に第三者(医者や学校の先生)からしても別人だと分かるだ
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

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急遽作られた禁酒法取締りチーム。対するアメリカレジェンドのギャングスター、アル・カポネ。今作は二つの組織の闘争を史実として描かれていていた。

この後のアル・カポネがどうなったのかを調べた。所長と職員
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.9

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ネイティブアメリカンが重要なキーワード。彼らの文化が白人達によって迫害され、アイデンティティを喪失した歴史を精神病棟の患者達で暗喩している。タイトルの「One flew~」が最後の結末を示唆している。>>続きを読む

わたしは目撃者(1970年製作の映画)

3.6

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動物3部作の1作品目から観たかったが、いつまで経っても配信に来ないので諦めた。ということで、本作2作品目を鑑賞。アルジェント特有の犯人がバッと現れて、ノリノリな音楽とともにスタイリッシュで過激な殺害み>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

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1960年代のソーホーを舞台としたホラー作品。エドガー・ライト作品の『ベイビー・ドライバー』が性に合わなかったので、今作も心配したが面白かった。

『ジョジョ・ラビット』ではあまり感じなかったが、トー
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.1

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ビジネス系の話というよりも、どちらかというとトム・クルーズとレネー・ゼルウィガーの恋愛模様要素強め。アメリカのスポーツビジネスに疎いため、イマイチのめり込めず。子供が可愛かった。

会社の利益よりも選
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交渉人(1998年製作の映画)

4.1

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ケヴィン・スペイシーがやっぱり好き。なんか裏がありそうな嫌味っぽい顔してるのが良い。全くそういうキャラではないが。

プロの交渉人の駆け引き。ダニーが善人だとわかっていても、何が起きるか分からない緊迫
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.2

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手段を問わずに己の正義を果たそうとするラッセル・クロウ。出世のためなら味方を売ることも厭わないガイ・ピアース。そして微笑みが気味悪いケヴィン・スペイシー。3人がそれぞれの立場で事件を追う中で、一つの殺>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.0

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『We bought a zoo』という洋題が『幸せへのキセキ』という邦題へ訳されているが、奇跡と感じた部分は開園時の天候ぐらい?。奥さんが倉庫に遺産を残していたのをキセキと呼ぶのは何か違う気もする。>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(2024年製作の映画)

3.7

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30年ぶりの続編。アクセル、ローズウッド、タガートの懐かしい面々が戻ってきた。原点回帰として見覚えのあるシーンが挿入されていたので、当時1作目から見てきた世代の人達にとっては思い出が湧き出る作品となる>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ3(1994年製作の映画)

3.8

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レビューは低いが、意外と楽しめた。

序盤で親しい人が撃たれてしまい、その復讐のためにアクセルがビバリーヒルズへ乗り込む鉄板の流れ。今回はかなりアウトローすぎる捜査で、何回も地元警察に捕まるがずっと逃
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

有罪確定と思われていた裁判だが、12人の陪審員の内の1人が無罪へ手を挙げることで議論が始まる。一つ一つと証拠の思われていた事実が確信性がないことから、どんどんと無罪へ票がひっくり返っていく展開が面白か>>続きを読む