最高だった〜、だいすき！誰も観なきゃいい、わたしだけの映画になれ！とおもった。
1秒も飽きないし、ずっと楽しかった。27分、もっと観たかったけど、これでよかった。彼女たちの夏はきっとこれくらいの時間だ。
あの4人、かわいい〜。最高だ〜。
そうなんだよ、埼玉には海がないんだよー。だから泳ぎたくなるのかもしれない。ね。
昨日わたしは、15歳の彼女たちが18歳になったら感じるんだろうなっていう悩みで悲しくなっていたので、あのラストで、ちょっと本気で泣くかと思った。わたし(たち)じゃんって思って。
さみしくなって散歩してたら、いろいろとダメになってしまって、すれ違うひとたちに、「どうやって生きてるんですか、どうやって大人になったんですか、なんにもできないってことで苦しくなったらどうしてますか」って質問して回りたいって思って、それはとてもひどい感情で、最低だなーと思って、でもいちばん最低なのは、いつ終わるのかわからないのにいつか終わっちゃうことだなって思ったら急にひとりぼっちな気がしちゃって、電車飛び乗って海まで行こうかと思った。
「この気持ちってさ、大人になったら、消えちゃうらしいよ」
「へー」
「大人になったら聞こえなくなる、虫除けモスキートーンみたいにさ」
「ふーん」
誰かがインターネットでこの事件の話をしていて、へぇ〜、嘘だろって思った。その理由が。確かにそう言ったのかもしれないけど、本当の理由は違うでしょって。なにか、したかっただけでしょって。わたしの友達の男の子も、学校のプール忍び込んで泳いでたよ。
この映画観てたら友達からLINEがきて、その友達に送ったら観てくれて、「めちゃくちゃよかったけど、なんか悲しくなった」って言ってた。「今年の夏になにか爪痕を残したい」って。
きっとわたしたち、なにかをしてやりたいんだよね。
「あ、これ一応、サービスカットです」
20200130 追記
観返したら超普通の映画だった。超普通の夏だった。結局私たちは大人になる。結局私たちはカラオケで泣いたことも忘れてそこそこ幸せになる。iPhoneに唾吐いたのも普通に汚いから結局ティッシュで拭いて終わりだし。踏み外してみたのも結局なんにもならなくて普通に朝になる。じりじり死んでく。結局私は生きている。でも観返したら良かった。汚いのが良かった。just kidding!
