最近良いドキュメンタリーばかりに当たってる気がする。
演出や編集が良くて面白いものもあるけど、被写体があまりにも凄くてということもありそう。
そんな映画でした。
セルゲイ・ポルーニンのダンスの凄さは素人の私でも分かります。
引き込まれる。
少しパンフレットを立ち読みしました。
彼の素の部分は本当に繊細。
自身の映画を見るのに緊張してビール9本飲んだとか。。笑、
若くして天才、抜きん出た才能。
けれど努力もすごい、そうせざるを得ない環境。
ロイヤルバレエ団に入ると6日間は丸一日バレエしか出来ず、旅行も禁止、そのせいでなかなか故郷に帰れない、うえに、給料が超安いらしく。。
どんだけーと思いました。。
それは辛い。。
セルゲイはいまそうした環境を改善しようと団体を作ったとか。
スポーツ選手にエージェントがいるようにと。
若くして才能もあるうえに志も輝いている。。
生きていると嫌なことを知る、泥を被る、それでも魂が真っ直ぐでいられるか、
という話を聞いたのを思い出しました。
映画としてよかった。。
何より私の大好きなジョーカーのタトゥーが入っていたのがツボりました。
彼が出演している映画の公開も待ち遠しいですね。