建築家の津端修一さんとその妻・英子さんのドキュメンタリー。
このお二人、まずよく働く、動く。自分で出来ることは何でもやるし、その手で作る。自宅の畑にはたくさんの作物が実り、苗木から育てた樹木にはたくさんの果実がなる。
お二人はこつこつ、じっくりと丁寧に日々を重ねてこられたのだろう。修一さんが出す手紙、畑で採れた作物を使った英子さんの料理などを見てもそう思う。
ただ無意味に毎日を消化している自分が恥ずかしくなる。大層なことはできなくとも、実りある人生だったと言えるように、毎日を過ごしたいと思った。