まねきねこ

闇の子供たちのまねきねこのレビュー・感想・評価

闇の子供たち(2008年製作の映画)
4.0
病気の子どもを救うために、世界のどこかにいる「値札のついた子どもたち」が殺される。臓器移植、売春、強制労働、これらを強いられる幼い子どもたち。
そんな世界がある事にうんざりさせられるが、いざ自分の子供が病気になり、救う方法が違法な臓器移植しかないと知った時、どういう判断をするのか、その時になってみないと答えは出せない。だがきっと、見知らぬ子どもを殺すことを選ぶだろう。
発展途上国の子どもたちが先進国の人々の犠牲になっている。この事実を知らないでいられるから、ぼくは心穏やかに暮らせている。