親愛なるフォロワー様のレビューを拝読させていただき興味を持ってレンタル鑑賞。
太陽節を祝う北朝鮮の日常(を脚色した)を描いたプロパガンダ映画を撮影している撮影隊のその風景を、更に外国人監督が撮影するというややこしいドキュメンタリー。
チュチェ思想の理想郷がこの滑稽にも見えるプロパガンダ映画の内容なのだとしたら、他国の干渉無しでの独立国家として目指す指標ならば、そんなに悪くないんじゃないかなぁ~…と、延々と垂れ流す似非ドキュメンタリーにポツコン脳ミソの自分も若干洗脳され気味で鑑賞~(笑)
適度なガス抜きと気付かぬ抑圧。
どの国も少なからず国家の枠組みの中でコントロールされてるのだから、これはこれである種幸福な部分もあるのかな?
…しかし『太陽の下で』子供達の表情と涙までは偽れないのも事実…。
…自由ってのは言う程簡単に得られるものじゃないしねぇ~。
特典映像でこの映画を撮ったロシア人監督のインタビューも意味深い内容で、観賞後の気分と相まってなかなか考えさせられました~。