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ニーゼと光のアトリエのレビューちょいちょいおやすみ中のレビュー・感想・評価

ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)
3.5
「カッコーの巣の上で」を観た流れでこちらも鑑賞
この映画のモデルとなったニーゼ博士や患者さん数人が作品の終わりに出てきた
それはつまり、冒頭のショック療法やロボトミー手術がここ数十年の間に行われてきたってことなんだよね
ロボトミー殺人事件は以前から知ってたし理解していたつもりだったけど、人が生きている間のことと思うとより実感ができてショックだった

精神疾患をもつ患者に対して強制しない/押さえつけない/否定しない/自由に動いてもらうというのはどれだけ忍耐力の必要なことか
二ーゼの方針を貫く信念のつよさに感服
人の人たる権利について改めて考えさせられる
でも、野外活動でも好きに行動させるのはさすがに驚いた
何かあればすぐに責任を問われる日本ではぜったいに無理