３人目を出産したマーロは育児ノイローゼに。毎日同じことの繰り返し。発達障害っぽい息子の奇行や学校との揉め事にもイライライライラ…そこで夜専門のベビーシッターを雇うことにした。風変わりな彼女と関わることで少しずつマーロは変わっていく。
序盤の毎日のルーティンの羅列や、
デカフェにもカフェイン入ってるわよ発言、
旦那の無理解というか鈍感さにもうんざり。
息が詰まる。共感するところが多すぎる。
少なからず母親は「こうでなくちゃ」という想いを抱えている筈だし、それがうまくいかないことで自分を責めることもある。こんな母親になりたいという理想を追い求めては傷ついてる。"世間から求められる理想の母親像"と"自身の中で作り上げた理想の母親像"との間でもがく作品だった。
全て知った上で考えると、タリーが言ってた言葉やタリーの風貌(スタイルの良さ)とかにマーロの理想が詰まってる気がする。
「明日は別人。少し成長してしまってるところが寂しいの。」
シャーリーズセロンの役作り、すごい。
特殊メイクかと思った。
お兄さん役にパドルトンのマークデュプラスが出てて嬉しかった。
