降伏、白旗です。🏁
エドワードヤン×ホウシャオシェン×ウーニエンチェなんて好き要素しかないじゃないか。
この時代に80年代の雰囲気にどっぷり浸かれるのは貴重なので、それを時代遅れと感じ得るとしても映画館で観ることをおすすめします。
私は終演後もしばらく余韻で外界の音が耳に入ってこなかったくらい。
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オープニングとエンディングのシンクロ。でもそれぞれに主人公の変化する想いが窺えて対比が面白い。
最後窓ガラスに映る表情をサングラスで隠すシーンだったり、
空を飛ぶ飛行機、海の上を自由に飛び回る鳥、主人公の気持ちを象徴的に表すシーンは違和感の一歩手前ぎりぎりまで尺を取っていて、
当時の複雑な台湾社会の窮屈さが浮かび上がっているように思います。