サーミの血のきゃしぃのネタバレレビュー・内容・結末

少数民族であることに苦悩し、好奇心と反抗心に掻き立てられ、故郷を捨てた思春期の少女。

国家が強制的に少数民族に対して同化政策を敷くことには大反対。
だけど今回の彼女のように自ら望んで同化をし、それによって幸福を得た場合、同化という事が一概に悪とも言えない、、
ていうかそもそも同化=悪って考え方自体、マジョリティの思考なのかな、、

貧しくて不衛生で、見世物にされて、低脳だと思われて、田舎のバカヤンキーにすら見下されて、、でも周りは現状のまま思考停止しちゃってて。
自分の民族がそんな風に見えてしまったら、飛び出しちゃうよね。