ゆみモン

黄色い風土のゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

黄色い風土(1961年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

松本清張の原作小説は未読だが、この話はかなりの長編なのではないだろうか?
90分の映画にむりやりまとめた感じがする。120分ぐらいで作れば、こんなに説明台詞が多くなったりしなかったのでは?と思った。

謎のカトレアの女・佐久間良子が最初のシーンから衝撃的に美しい。しかしもっと衝撃的なのは、黒い羽根の?帽子だった(笑)。あそこまでいくと笑える。
鶴田浩二は顔がぷくぷくしていて坊ちゃん坊ちゃんしていて若い。

まだ戦争の跡を引きずっているストーリーが切ない。
欲張り過ぎの内容だが、さすが松本清張という感じはある。