ゆみモン

アンダーカレントのゆみモンのレビュー・感想・評価

アンダーカレント(2023年製作の映画)
2.8
なんとも掴みどころのない作品だった。

【かなえ(真木よう子)は家業の銭湯を継いで、夫・悟(永山瑛太)と順風満帆な日々を送っていたが、悟が突然失踪してしまう。かなえは途方に暮れるが、一時的に休業していた銭湯を再開させる。それから数日後、かなえは銭湯組合を通じて訪ねてきた堀(井浦新)という男を住み込みで雇うことにする。かなえは、探偵の山崎(リリー・フランキー)と共に悟を捜しながら、堀との日々に心地よさを感じ始めていたが…。】

夫の失踪の謎、堀がやって来た謎が交錯しながら解き明かされていく…はずだが、結局は解明されずに終わっているような…。
かなえも、夫の失踪の真相・理由がはっきりしなくてもそれでいいのか? 堀がこの地に戻って来た目的がわからなくてもいいのか?(この後語られていたかもしれないが)

人は何かしらの嘘や秘密を抱えているものだし、何でも徹底的に明らかにすればいいとは限らないが、それにしてもスッキリしない。