沢城みゆきのあえぎ声！(笑)
予告見た感じでは歴史ミステリー、でも原作が夢枕獏ってことは伝奇ものか？
どちらにせよ面白そうなので期待大で劇場へ。
楊貴妃の生と死の話し。
ちょっと期待しすぎたかな。
つまんないわけじゃないけど、面白いってほどでもない。
もっと空海がメインなのかと思ってて、日本から中国へ渡る道中の冒険的なのから始まるんかと思ってたら、もう中国にいるところから始まるし、空海も白楽天も全然まだ認められる前で、2人の天才コンビか世間を驚かすってのとも違ったし、めちゃくちゃファンタジーでもなかっし、派手なストーリーの割には印象が地味(笑)
楊貴妃すげー美人やったんだけど、"国中を狂わす"って言う怪しい美しさが感じられなかったんです。
確かに死の真相に近付くにつれ、狂わされてる人も出てくるんですが、もっと妖艶な感じが欲しかったです。
しかも各人の思惑が絡み合ってるので、説明的なセリフが多かったのも気になりました。
半村良や山田風太郎みたいなドロドロした伝奇を期待すると肩透かし喰らいます(笑)
話題作って事で結構席埋まってて、2席離れた席にオッチャンが座ったんだけど、このオッチャンがずっとガム噛んでて「くちゃくちゃ」とうるさい。
しかも日頃映画を観ないのか、途中で座ってるのが辛くなったみたいでノビしたり、前の座席にもたれたり。
鬱陶しかったわぁ(笑)
