このレビューはネタバレを含みます
とてもこわい密室ホラー。
好奇心と生への執着心の塊カルビンくんは自分を拾ってくれた人間様へ牙をむくのですが、ただただ自分が生存することだけを最優先して触るものみな傷つけてゆくその姿は、好き勝手に地球という資源を食い荒らしてきた人間そのものであるとも言え、救いなきラストシーンを観ながら「そっか、死の星・火星は地球の成れの果てなんだなー」としんみりとした気持ちになりました。
よし、月に移住しよう!
せっかくかっこいいトコばっかだった真田くんが、救助艇に突進するシーンで一気におミソ扱いになったのが残念でした。
編集もよくわからん繋ぎだったし。あれじゃあただの自己中バカじゃないですか。もったいないよ〜。