あしさん

THE BATMAN-ザ・バットマンーのあしさんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画版バットマンはノーラン三部作、DCEUシリーズのみ視聴済みです。
事前情報はCMと映画館での予告のだけの状態で劇場へ向かいました。

シリーズ1作品目なのに(?)、よくありがちな物語としての世界観や背景だったりキャラの紹介なんかも完全にすっ飛ばして、序盤から終盤までダークな雰囲気に全振りしてて没入感がすごかった!!!
そのせいか、中盤まで主役のロバートパティンソンがブルースウェイン役なのか、バディの警察もゴードンなのか?もどうか曖昧なままストーリーを追っていて、なんだか新しい感覚でした。
アルフレッド役のアンディサーキスが、MCUのユリシーズクロウ役のイメージが強すぎて「いつ裏切るんだろう...!!」って勝手にハラハラさせられていましたが、結局いつもの安心と信頼のアルフレッドでしたね。

バットモービルが初登場するシーン、特にかっこよかったなって思っていたら、『マッドマックス怒りのデスロード』の監督らしさが光った演出だったようです。
バットモービル登場を中盤まで引っ張ったところに、盛り上げようという並々ならぬこだわりを感じました。

端的にいうと、『ダークナイト』『ダークナイトライジング』の良かったとこだけを濃縮した最高な映画でした。
どちらかというとギャグ要素を多めのDCEUと比べて、まじめにダークな要素を濃縮させた、ノーラン版バットマンのファンによる「これがみたかった」を忠実に実現してくれた!映画。
あしさん

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