このレビューはネタバレを含みます
■総括：
作品を通してドクターストレンジ単体作品の2作品目としてしっかりまとまっていて、とにかくめちゃめちゃ楽しめた。傑作だと思います。
■ストーリー：
先の展開が読めなくて時間を追うごとにどんどんストーリーに引き込まれた。
マルチバースっていう個人的に難しいと思うお題を冠していたが、主軸はずらさずあくまでドクスト2としてマルチバースの世界観を取り入れながらのストーリー展開が面白かった。
問題のイルミナティ惨殺のシーンは、予告時点でチラ見させてくれてたお陰なのか変に期待せずにみられたので、そこまで悪かったとは思わない。
キャラの死亡シーンの演出には特にこだわりを感じたのでそこをしっかり見てあげたらよかったのかな？
■キャラクター：
主要キャラクターたちの魅力が存分に伝わってきてよかった。
ストレンジはもちろん、既存キャラのウォン、新キャラのアメリカチャベス、更にカマータージを守ったモブキャラ達の振る舞いまで魅力を溢れててすごーくよかった！
別バースのクリスティーンを通じて、今まで散々な目にあってきたストレンジが救われたのは彼にとっても良かったです。
ただ、それと対照的にヴィランのワンダがあまりにも救われなさすぎて、今後の作品でなんとか救ってあげてほしい気も。
最後ほんとに死んじゃったのかな、、助かっててほしい。
前述にも挙げているが満を辞して出てきたイルミナティ達の雑？な扱いは尺の都合上仕方なかったともみえました。
■演出：
ワンダに追われるシーンはホラー映画そのものだったり、ストレンジ同士の戦闘シーンの音符の演出などところどころに見えた独特な演出、斬新で素敵でした。
