今回、ロバート・パティンソンがオーディションにて、歴代のバットマンの衣装を着せて魅せたというエピソードに釣られ、初めてバットマンシリーズを観た人間のレビューになります!
とにかく終始暗い。
暗い中で"悪"にどっぷりと浸かり、
そして"悪"に対しての見方を考えさせられる。
ジョーカーよりもハラハラするシーンは多かったものの、グロテスクな生々しいシーンはあまりありませんでした!
悪に染った街で変化を求める声の中、
バットマンは悪者と善人の間に居るような人
どちらの気持ちも分かるけど、
被害の出る悪は認めない。
ヒーローだけど、
ほかのヒーローとは違う正義同士の寡黙な仲裁人
悪を懲らしめながら、
悪人を「怒り傷付いた人」と表現している。
マスクの下のバットマン自身の気持ちとは…
音響にアクション3時間という
スケールの大きい作品であり、
今回の出会いで、
ヒーローの枠組みが確実に広がりました。
バットマンは直訳すると"悪い男"、にも関わらず人間が悲しみを補いながら、正義と正義のぶつかり合いで成り立つという現実を見せてもらいました。
しかし復讐は良い意味でも悪い意味でも終わらない。
得意不得意ある作品で、
奥がとても深く、1度のみの鑑賞ではまだまだメッセージを受け取れた自信が無いです。
すこーしだけ未来のジョーカーが、登場しているようなので探してみるのも楽しいかも…?