80年代~90年代のバットマンシリーズは、子供も楽しめるエンタメ性が強かったが、2000年代ダークナイト以降、ハードな仕上がりになっている。
なぞなぞのリドラーといったら、歴代敵の中でもギャグっぽいというか、怖さはなかったけど、今回はサイコ野郎でリアル。
ただ、暗くてハードなストーリーは好きだけど、クライム色が強いせいか、ヒーローアクションというより、戦い方がほぼバイオレンスになってるのが気になった。ま、ダークヒーローだしね。
一番驚いたのが楽曲。
聴き覚えのあるギターリフ、あれ?
なんかニルヴァーナっぽい?
ニルヴァーナだ!!
意外と?ゴッサムシティにマッチ!
あと個人的には、バットモービルは、89年ティムバートン版バットマンを超えられない。今回のデザインじゃマイケルジャクソンは買わないだろう(生きてたら)。
比較するのはちと違うけど、日本の特撮ヒーローものは厳しい現実に反するようにマイルドになり、ハードな作風はなりを潜めた。
それとは真逆な感じで、作れるアメリカ映画ってすごいな。悔しいけど、ヒーローものの格差をまだまだ感じてしまう。