このレビューはネタバレを含みます
個人的な高橋一生祭りの一環で鑑賞。
リリーフランキーは本当にダメだけど愛くるしい役が似合う…
うちの親父もこんな感じだったのでよくわかる。やりたい放題やってあっけなく死んだ。
でもうちの親父はアル中で暴れて暴言はいたり家の中ぐちゃぐちゃにしたりしてたから、またちょっとちがうけど。
あの時の恐怖一生忘れられんのだろうと思う
でもいいとこもあってね。
100%嫌いにはなれんのよなあ。
好きと嫌いが混同しまくってるかんじ。
葬式に来てくれた人たちの話を聞いて、そうそう外ヅラはいいんだよな〜て。笑
まじのクソ野郎だったら嫌いになれてラクなんだけどね。
いい思い出もあるから困っちゃう。
死んでもう15年か。
3年くらいは、家族と親父の話をするのも嫌だった。感情がぐちゃぐちゃで、話すと泣けてしまうから嫌だった。
いい思い出にも悪い思い出にできなくて。
やっと、好きなとこも嫌いなとこもあっていいか、って思えるようになったかなあ。
主人公の彼も、13年経って、大人になっての再会だったから、なんとなく受け止められたのかなとも思った。
にいちゃんのほうが親と長く過ごしてるから気持ち複雑だろうね。
いい映画でした。