Moomin

リプハーゲン: オランダ史上最悪の戦犯のMoominのレビュー・感想・評価

4.7
最狂の罪人

ナチス、ユダヤ人大量虐殺
その裏でオランダである一人の男がいた
実在した話

こういう類の映画では珍しい悪の主人公
1940年代 ユダヤ人大量虐殺の中では色んな個人のドラマ、裏切り、希望、戦争…があったのだと痛感する
一人一人同じ人間がそこに寿命を持って生きていて、必死に生き抜こうとしたのだと
悪の主人公も。
いろんな立場の人がいてそれぞれ使命を持っていて、それを知るたびにこの悪魔の時代の残酷さが浮き彫りになる

話についていくのがやっとだが、後半からぐっと面白くなる
演出が際立つというより、事実の訴えの方が響く作品
伝わるべくして伝わった物語であり、伝わるべきお話
Moomin

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