嘲笑われた
自分に自信が持てない男が
唯一の強みであるハッカー界隈で生きていく
そんな主人公の取り調べから始まる
予告から広告文から「騙される」をとにかく推される
騙されると思って色々見てたけど
普通にハッカーの物語のテンポ感が良くて無駄な恋愛模様も少ないし、お決まりのドラッグパーティーに欧米王道のはしゃぎまくるドライブに…男のロマン的面白さがぎゅっと詰まってて
ただ見入ってしまった
もっと言えば的確なカット割りに、遊び心多い構図の数々 編集のテンポも音楽の入れ方もどれも一線級
かといって登場人物の心理描写も大切にしている
だからこそそこまで「騙される」を謳い文句にしてしまったのが少しもったいないというか
巧妙なトリックだけどもほんの少しインパクト不足感が否めず
詰め込みに詰め込む映画、嫌いではないです