すん

ムーランのすんのレビュー・感想・評価

ムーラン(2020年製作の映画)
3.4
内容と全然関係ないところで全く配慮が足りてなくて大炎上していて、本当に勿体ないどころか、『南部の唄』みたいに封印される作品にすらなりそうな怖さがあるので焦って課金してしまった。


1番不安だった「ヴィランが魔女」というところが、映画のテーマ的には大正解だったので全然アリだった。

テーマは好き。
歌をなくした事は別にいいんだけど、それによって求められるメリハリ、緩急はさほど上手く調整されていない印象。
アクションも派手さはなく、ムーランを目立たせたいのはわかるけど、ほかのキャラクターが全然立っていない。

アニメ版にあった葛藤や、内面描写もガッツリ削ぎ落とされて「察してくれ」という感じでエモさが足りない。

ドニー・イェンはもっと活躍してほしい。
ミンナ・ウェンが出てきてくれて嬉しかった。
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