ちぃ

ロニートとエスティ 彼女たちの選択のちぃのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

★3.1 NYでフォトグラファーをしているロニート。
彼女のもとに父の知らせが届く。父はユダヤ教のラビであった。

父とは疎遠であるロニートがなぜ信仰と故郷を捨てNYへ渡ったかが、明らかになっていく。

結論を言うと、彼女はレズビアンで、故郷にいる頃親友のエスティと付き合っていたが、それが父親にバレてしまう。宗教上許されない行為でそれを正そうとする父に反発して故郷を捨てることに。しかし、エスティは故郷に残り、閉塞的な故郷の地でレズビアンであることをみなに知られたままこの地で生きてきた。レズビアンであることを正そうとロニートとエスティの共通の親友である男性と結婚までさせられて。(男性と結婚すればレズビアンが治るだろうという周りの押し付けで)
しかし彼女らの気持ちは何も変わっていなかった。故郷に戻ってきた2人は互いにひかれあう。

なんだこれと思って見ていたけど、最後の方で凝り固まった物が少しずつ溶けていくような感覚を味わう。みんな多くは語らないし、最後の終わり方に違和感感じたけど、自分の近しい人、大切な人が納得して自分の人生を歩めるのならいいのではないかな。

エンディングの曲には違和感。90年代のドラマみたいな感じ。
ちぃ

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