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ロニートとエスティ 彼女たちの選択のmiのレビュー・感想・評価

2.2
Disobeidence鑑賞。
公開をずっと待っていた作品だったので日本公開は、非常に嬉しかった。
なのに。
脚本、撮り方、もうねガッカリでした。
イギリスの曇天がこの作品には非常に合っていて、閉鎖的な田舎町を飛び出したDisobeidenceな女性が、偉大な父の死により、実家に帰るところから話は始まる。
いーのよ内容は良い。
静かな空間の多い、隣のオッサンがイビキを搔くような、そういう作品が私は好きなのだから。
でもレズビアン2人の心の揺れは、身勝手そのものにしか見えず、女心と秋の空か?とツッコミたくなるような、やるやっぱやめた、やらへんのかーい!という、短絡的な心境の変化にしか見えず、共感も応援も全く出来ない。
わかります、生きにくい世界ですよね、宗教が絡めば尚の事。でもなー。
私は鳥肌が立つほど、この主人公2人の女性が苦手だった。
むしろレズビアンな私が、旦那の味方になるというおかしな転末(笑)

旦那の最後の説法(ではないが)が素晴らしくそこだけは良かったとだけ、書き残しておきます。
ちなみに役者陣の演技は見事でした。
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