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光のWonkavatorのレビュー・感想・評価

(2016年製作の映画)
1.0
とにかくマイナス要素しかない。
久しぶりにここまでネガティブな悪意に満ちた作品観た。

ジェフ・ミルズなんでこのサントラのオファーを受けたんだろう!?
マイナスプロモーションにしかなってないし、彼の音楽が全く活かされていない。

しかも、3.11後に、津波というプロットをああいう形で使うデリカシーの無さ。
そうした配慮の無さを更に挙げるならば、同年に「光」(河瀬直美監督作)という既出があるにもかかわらず、
同じタイトルをぶつけてくる無神経さ…

ガツンとくる不快な作品の中にも観たものへのメッセージ性とかがあればまだしも、本作はとにかくあらゆる方向で不快。

後は大人になった美花役、どう見ても橋本マナミのほうが適役だったのでは…!?
ああいう女のオーラー顔から体から滲み出てるんですけど…
途中までそのつもりで見てたから、余計にこのキャスティングに違和感。
しかも、濡場ではあそこまでやっておきながら完全に乳首だけはガードする姿勢にも違和感。
あそこまで執拗にガードするって、もはや黒ずみ過ぎて恥ずかしくてとても見せられるものではない。という理由なのかと思えてくる。

色々と突っ込みどころ満載の不快極まりない作品で、酷評ではあるんだけれど、ある意味ここまでひどい気分になる作品も稀なので、
是非劇場でこの貴重な体験をするのもお勧めです。

唯一評価できるのは瑛太の演技。
彼だけが光ってた。後は糞。
岡本太郎も途中引っ張り出されていたけど、こんな作品に使われちゃって気の毒…
この映画に関わった人、瑛太以外は誰も得してないんじゃないかな!?


P.S.
本編とは無関係だけど、久しぶりに一般応募者が参加する試写会というもので映画を観ました。
マナーの悪さにドン引きです。
鑑賞中のお菓子の袋のワシャワシャ音にはじまり、しまいには携帯の着信音(しかも4~5回)
その着信音は同一人物なんだけど、鳴る度に舌打ちして「これは電源が切れないんだ」「家の留守電が転送されてくる…」とか、
ブツくさ言い訳を声に出して言っているのも輪をかけて迷惑。
やっぱ試写会ってこういう民度の低い「懸賞乞食」の集まりなんだと理解。
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