ゆき

光のゆきのレビュー・感想・評価

(2016年製作の映画)
3.0
抗えない理不尽。

見え隠れする「島」という閉塞感溢れる存在。
井浦新×瑛太の対照的な狂気が、物語に共感するのも入り込むのも拒絶するようだった。
光を見いだせないまま、俯瞰してしまった140分。
唯一“普通”であるから橋本マナミは浮いているように感じたのか?それとも演技の問題か。
もう一度みたいとは思えないけれど、原作はどう描いているのかは気になる一作。

***
離島で一緒に育った3人。共有したとある秘密は島を襲った津波と一緒には流されず、大人になった彼らにもまとわりついていた。
ゆき

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