「カノトリ」でめっちゃ惹かれた松坂桃李くんの怪演を楽しみにしてたのですが、完全に期待ハズレでしたー。。。
いや、桃李が悪いわけじゃないんです。
沢尻エリカのせいなんです。
「模倣犯」みたいに桃李くんが主演なのかと思ってて下調べしなかった私が悪いのですが、完全に主演沢尻エリカで桃李くんは添え物でした。
桃李くんの演技自体はかなり良く、作品が作品なら「DeathNote」の松ケンや藤原達也レベルのものになろうであろう予感は秘めてたが、生かし切れてなかったのがものすごく残念...
脚本も持っていきたい方向はわかるものの、詰め込みすぎて陳腐。
観客を恐怖に陥れるシーンがあるはずなものの、観てるこちらは全くドキドキしなかった。貞子的な恐怖もなかった。
極め付けは沢尻エリカのド下手演技でした。
矢田亜希子も同じくらいの下手さ。
物語に入り込めない。主演致命的。
「１リットルの涙」の頃の清純派に縋らず、「ヘルタースケルター」の嘘くさい役やったほうが生きるって〜。
この二人がもっと演技の上手い女優さんだったらもうちょっとは良くなってたと思うけど、どうせ事務所の縛りのあるキャスティングだったんだろうから、そんなのに捕らわれる作品はそんなもんですよね、という感じ。
若手の中では間宮祥太朗がいい演技してました。
桃李作品は４月の「娼年」に期待だな〜。
