Chika

不能犯のChikaのネタバレレビュー・内容・結末

不能犯(2018年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

劇中に出てくる言葉、プラシーボ効果について気になったので鑑賞後調べてみました。
プラシーボ効果…薬でもない筈のものを飲んだのに薬を飲んだ時と同じように症状が回復することなどを意味する。
…ん?何かいい効果っぽい?と思い更に調べていると、
ノーシーボ効果…逆に本来は効果がない筈の偽薬を服用することで副作用など有害な効果が出ること。
…こっちじゃないか?と余計気になってしまいました、、
「思い込みの力が状態を変化させることなどを意味する」とも書いてあったからどちらでも良いのかな。

長くなりましたが以下作品の感想です。
「殺したい」という気持ちは純粋か不純か、信じるか信じないか、殺して止めるのか生かして止めるのか、と沢山考えながらもどんどん人は亡くなっていく展開なので目は離せなかった。
依頼者の愚かな面が多く出てくるし多田に近い人間もそこに含まれるから、想像以上に気分は良くないけど見所の一つでもある。忍成くんのエピソードが一番辛かった。。
宇相吹を止める為に動いたのが警察だけではなかったのは意外なポイントで良かったです。
ただ、宇相吹が何故依頼を受け始めたのかという背景も知りたかったかな。
タケルの先輩の殺したい理由は不純じゃないか?という気がしたしラストも若干物足りない。けど嫌いではない。
個人的にツボだったのは百々瀬がタケルを見て「イケメンですね」って言ったところ。確かに間宮はイケメンだけどまっけんがそれ言うの違和感!笑 でもお互いに言ってたから多少はスッキリしました。笑
Chika

Chika