天下の超かぼちゃ王大将軍

ヘイヴンハーストの天下の超かぼちゃ王大将軍のレビュー・感想・評価

ヘイヴンハースト(2016年製作の映画)
2.5
「登場人物・・・全員、バカ・・・(渋い声で)」

アル中により娘を死なせたジャッキーは、
更生施設を出て、そういう更生施設から出た人を受け入れるマンションへ住みだす。
このマンションにはジャッキーの友人、ダニエルが先に住んでいて、
先日、行方不明になったばっか。
ジャッキーがこのマンションに住むのは、
友人のダニエルの失踪の真相を探るため。
失踪の原因はマンションにあると睨んだジャッキーは、
一人の少女と出会う。
同じ階に住む少女サラは、何やら訳アリの家族の養女。
ある晩、サラの家族が失踪し、
「このマンションおかしいんじゃね?」って感じで、管理人を挑発しだすジャッキー。
しかし、残念なの事に彼女はノープランであった・・・。

■「バカが作った映画です」

何だろね・・・。普通に頭が悪いよね。作った人。

ファクトを詰め過ぎて、それぞれが繋がらない。

「友人の死の謎を追う」事を主軸に据えているようで、
主人公自身も施設に入ってる設定だとか、少女が出てくる設定だとか、
全然、ストーリー上の必要性が無くて、むしろ邪魔なんだよね。

気に入らないのが、主人公の行動全般なんだよね。

このマンションでは、更生しきれず、また同じ過ちを犯した人が失踪する。

それを理解した主人公が、親友の失踪の謎を探るべく、
かつてアル中だった設定から酒を飲むんだよ。
それを破ったら、自分がターゲットになると知って。

まぁええわそれは。
「友人の死の謎を追う」って設定で、捨て身ってならね。

ただ問題は、このBBA、前日に養父母を亡くした少女を引き取った晩にそれやるんだよ。

酒に溺れて実子を車の事故で殺した母親がだよ?

そこで自分がターゲットになれば、
引き取った少女も危ないと、そんな状況でやるかと。

もう、この時点で考える事は一つだよね。

「お前はもう殺されろ」と

マンションの管理人のBBAにも、「お前が悪いんやんけ」みたいな事言われてたけど、
一言一言に、「その通り、お前は死ね」と納得してしまったわ。

あの少女の要素を入れなければまだ分かる。
ノープランは死ねって思うけどさ。

そもそも、主人公の初動と状況にも無理があるというか、
いまいちスッと入って来ない設定と言うか。

友人が失踪して、それを調べるためにマンションに住もうとするってのなら分かる。
けど、そのマンションには更生施設から出た人しか入れず、
主人公は、友人の失踪とは関係なく、ただのアル中糞BBA。

どっちかだけの設定なら分かる。
アル中糞BBAが更生施設から出て、斡旋されたマンションに住むが、様子がおかしいと。
それで色々巻き込まれる展開ならね。

ほんともうね、アリがちな、設定モリモリに盛ってグッチャグチャになってるパティーン。

ほんと、作った奴はバカだよね。

ラストもアレやからね。
ドヤ顔で作ったつもりやろけど、意味が分からないからね。

「意表を突いたらいい。」みたいなね。
真面目な会議の席で、社長がノープランでいきなり「うんこ!」って叫ぶような唐突感と意味不明。
脈絡が無いとツッコめないからさ。

(゚Д゚)ハァ?

ってしかなんないよね。
まぁね、しょーもないよね。作った奴ら。

■「年齢層が極端ではないでしょうか?」

冒頭、あれ?この人・・・ダニエル・ハリスちゃう?
って思ったら、ダニエル・ハリスやった。

流石に・・・老けたねぇ・・・。
童顔な方やったけどね。

もう、隠しきれない、老い。

まぁね、でも流石スクリームクィーンと言うか、
いい叫びっぷりやね。

キャラ名もね、ダニエル・ハンプトンやっけかな?
もじった感じで、そこは面白かった。

なんでこんなチョイ役出てるん?って思うけど。
脚本家がハロウィン6の人らしいけど、
ダニエル・ハリスは5までにしか出てないみたいやしね。

ダニエル・ハリスはまぁもういい年齢なんやけど、
それに引っ張られてか、全体的に年齢層高め。

あとは幼女が出てくるので、中間が居ない・・・。

まぁ別に、だから何ってわけじゃないんやけどさ。

主人公のジャッキーへのムカつきがMAX過ぎて、
最早BBAである事すらムカついてくる始末やしな。

乳要員もBBAやしさ。

赦す要素が無い。

あぁでも、少女役のベルって子は美少女やね。
美少女やったどね・・・オチがね・・・(゚Д゚)ハァ?って感じやからさ、
「もうこんな映画出たらあかんよ」って思うよね。

まぁ、うんこみたいな映画やったね。