亜人の花のネタバレレビュー・内容・結末

〜よかったところ〜

・原作のグロいシーンを年齢制限に引っかからない程度に上手く組み込んでくれていたところ

・キャスティングは原作から年齢設定を変更することで無理の無いものになっていた。綾野剛さんが佐藤？？って感じだったけれども役作りが完璧！感動しました！あと泉ちゃんの下まつ毛がちゃんと長くて原作愛を感じた。

・佐藤の厚生労働省への襲撃シーンは原作通り！！よくあれOK出たな！（アニメ版の映画では多分NGだったのか、作戦内容が変わっていた。）

・さすが本広監督！アクションシーンが最っ高にしびれた。特に川栄さん演じる泉ちゃんの接近戦が、パワーで押せない分、柔軟な体を使って関節をきめたり等とにかくリアルなアクション演出。

・IBMのCGが完璧。終始見入ってしまう完成度。

・亜人の「死なない」 をフルに活かした戦い方。普通の映画なら死んだら終わりなので、戦闘シーンに中だるみが生じてしまいがちだが、この作品は一瞬一瞬本気で殺そうとしてるので中だるみ一切無かった！その場にあるものすべて使っていくスタイルも良い！！

・キャラクターの行動動機がきちんと定まっていたことが良かった。一部原作と違うところはあったけれど、2時間の映画で原作未読の方でも理解しやすい内容になっていたのはとても良かった。

・BGMもかっっっこいい！アクションシーンとあわさった時は鳥肌もの。サントラ欲しい！

〜イマイチだったところ〜

・原作では亜人の断頭についてめっちゃタブー視されているので、最後の佐藤もろとも永井くんがバラバラになるのは原作の永井くんではあり得ない作戦だな。と思ってしまった。

・ラストシーンも余計だったかな〜って感じ。裸で窓から飛びさなくてもよかったのでは…思わず吹き出してしまった。笑

・IBMについて事前説明があまりなかったので原作未読の方にとってはちょっと分かりづらいと思う。

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原作未読の方は是非この機会に読んで頂きたい…！佐藤が初老で田中さんと奥山くんはあんなにカッコ良くないけど笑