このレビューはネタバレを含みます
むむむ。
期待して観たが好みと若干ズレていた。がっくし。
会話や展開がなんだか優等生すぎる。マジメなテーマには、もう少しユーモアが必要だと思うのだけどな。笑いを入れろと言うのではなく、もっと枠から出た自由な発想を。
かつての仕事仲間が、カメラを盗むシーンは良かった。
写真を真剣に仕事にしている人だからこそ、視力を失った彼の絶望を想い、それでもなおカメラを手放さない姿を見ていられなかった。
そして最後のナレーション。
あれを他の誰かがやっていたら最後の締めくくりがボヤけていたと思う。樹木希林ったらもう。さすがの一言。
水崎綾女のハッキリとした目鼻立ちが友だちにそっくりで、終始不思議な気分でした。