あいさんの映画レビュー・感想・評価

あい

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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.5

あっという間の2時間、登場人物みな味があって良い映画だった。
特にソーニャとパルヴァネはお二人共とても魅力的。

しかし、終わってみると何か違和感が残る。
あ、そうか。
半年前にソーニャをガンで亡くし
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画見た後に予告編を見たら、

「失われた人生探しの先に、彼が目にしたものとは―?」

ってところで、

ヤギ!

って思ってしまった。違うな。

プラネタリウム(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ借りしてきて、観る前にちらっとFilmarks見たら評価が低くてびっくり。

それで恐る恐〜る観たのですが、

「あれ・・・?面白い」

そりゃあ誰しも、世間の価値観といつでも一緒な訳じゃありま
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結局人は、そのときの自分勝手なフィルターを通してしか相手の行動を見ていない。

なんだこの汚くて執拗な気持ち悪いおじさんは・・!

から、事情を知った後、同じシーンを見返してみると、ぜーんぶが全部、
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

友人にオススメ!と言われただけで、全く事前情報なしで鑑賞しました。

当日オンライン予約をしようとしたら、まさかのほぼ満席!
仕方なく、人生初めて最前列で映画を観ました。

そびえ立つ壁を見上げるよう
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.5

大竹しのぶは、これまで出演作品を観たことがなく、大変失礼ながら・・金スマに出ている変なおばちゃんというイメージしかありませんでした。
たまたま手にとり、全然期待せずに観たんですが・・

いやぁ、コロリ
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殺したいほど愛されて(1984年製作の映画)

4.0

吉田修一の本に出てきた「殺したい女」という映画が観たかったのですが置いてなくて、コメディの棚から似た名前の映画を借りてきました。

ちっちゃいおじさんが愛ゆえに大奮闘する姿は、もうおちゃめ過ぎて笑いっ
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空飛ぶペンギン(2011年製作の映画)

3.5

期待値すごーく低いところから観たら、とても楽しめました。
絶対ペンギンが人の言葉をしゃべるんだと思ってたのに、鳴き声だけだった(´⊙ω⊙`)おどろき。

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.0

髪長い真木よう子のズラ感が気になる。あんなに根元からぼわっとしてたのに、ショートにしたらぺったんこ。うー、気になる!

ということで所々ツッコミたくなる箇所がありましたが、大西信満の寡黙で誠実な感じが
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

Filmarks試写会で鑑賞。

あらすじ読んでもそんなに興味は湧かなかったのですが、前評判が良かったので応募しました。

結果、とても面白かったです。

構図は敵と味方の攻防戦で明快なのですが、とに
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女系家族(1963年製作の映画)

3.5

ひょえーーーーーーーー

そんじょそこらのホラー映画よりもずっと怖いです。肝冷えます。

人の強欲みて我が強欲なおす。
欲に支配されそうになったときにはこれを見て、心を改めよう。

(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

むむむ。
期待して観たが好みと若干ズレていた。がっくし。
会話や展開がなんだか優等生すぎる。マジメなテーマには、もう少しユーモアが必要だと思うのだけどな。笑いを入れろと言うのではなく、もっと枠から出た
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

もう愛してない。ひとかけらも。

これは、
あなたはもう私のことを愛してない。ひとかけらも。
そのことを訴える言葉だったのかもしれない。だって、なつこは、ダメダメなゆきお君を、それでもとても大事に思い
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.5

あたたかで素直な気持ちになる作品。
邦画にありがちな薄っぺらい御涙頂戴ものでなく、笑わせながら泣かせもする、ユーモアと愛情に満ちたお話。

岩松了の声がなんともいい。心に素直に心地よく響いて、駄目さも
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.5

逆に結婚するって。強すぎる。
女にしか至れない境地では。

期待値が高かったので評価が厳しめだが、キレッキレの満島ひかりは大いにたのしめた。
観終わった後もしばらく、パック詰めしじみの歌が頭の中をぐー
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.0

良作を観ると、そこに関わった監督を初め、すべての役者やスタッフの方々に、ひとりひとり手をとって、こんな素敵な作品を作ってくれてありがとう!!と感謝したくなる。(残念なことにそんな機会はないのだけれど)>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

まだ高校生だった頃「誰も知らない」を映画館で観て、それから映画が好きになった。
是枝監督で、味わい深いすてきな漫画が原作、その上キャストも大御所ばかりなので、安心して観ることのできる作品。
四人それぞ
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家族X(2011年製作の映画)

3.5

図書館のDVDコーナーを物色していたら発見した、掘り出し物。
少ない台詞、長回しのシーン、背後から追いかけるような撮り方で、専業主婦・路子の壊れていく過程を丁寧に追いかけた佳作。

自分の家庭、それが
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ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

1.0

(個人的)安藤サクラウィークに鑑賞。うすーーーっぺらーーー!と終始連呼したくなる登場人物、そしてストーリー。恵まれない環境に生まれたことを盾に好き放題して、カワイソウな自分たちに自己陶酔しているだけ。>>続きを読む

かぞくのくに(2012年製作の映画)

2.5

(個人的)安藤サクラウィークに鑑賞。重たいテーマを扱うには、尺が短すぎたのでは。

0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。
安藤サクラの演技の豊かさに圧倒される。安藤ファミリー総出で作られた傑作。
ただし説明的でないので一度で理解が及ばないところもあり、翌日にもう一度観た。また何度でも観たい作品。

ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

3.0

デハーンや映画の雰囲気は好みだったが、最後の実物写真…ホンモノのオーラを見せつけられて。
ディーンに惹きつけられる主人公の気持ちがイマイチぴんとこなかったが、あのくらいのオーラであれば、映画の展開にと
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.5

普段恋愛ものは尽く好きになれないが、これは珍しく楽しめた。
チャーミングな主人公と美しい映像、そして脇役が良かった。姉との会話にはぐっときた。
ただ顔じゃない見た目じゃないと言いつつ、大事なシーンでは
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エスター・カーン めざめの時(2000年製作の映画)

3.5

女が真の女優へと成長を遂げる瞬間を目撃。
説明的でないところが良い。