Nちゃん

光のNちゃんのレビュー・感想・評価

(2017年製作の映画)
3.0
視覚障がい者のための「映画の音声ガイド」の制作に従事している美佐子は、弱視のカメラマン・雅哉と出会う。
雅哉の無愛想な態度に反感を覚える美佐子だったが、彼が撮影した夕日の写真に感動し、いつかその場所に連れて行って欲しいと思うようになる。
そして視力を失っていく雅哉の葛藤を間近で見つめるうちに、美佐子の中の何かが変わりはじめる。


単純に、父親が突然疾走した過去を持ち、母親のボケがひどく介護状態にある美佐子が、視力が弱いカメラマン雅哉のどこに惹かれて何故惹かれて恋に落ちていくのかがわからない。
美佐子が何に迷っているのかもわからないし、父親が疾走した過去と雅哉と恋に落ちる共通点が何なのかもっと明確にして!
夕日が綺麗でまばゆい光だけ幻想的に魅せても、ストーリーがぼんやりしすぎてて映像とストーリーが噛み合ってない。
この映画ストーリーでも言ってたけど、この映画本当はもっと視覚障がい者の重たい部分がもう少し浮き出ててもいいんじゃないの?美佐子が何かに迷走しすぎなせいで、美佐子の役割をじゅうぶん果たしきれてない気がする。自分のことで精一杯感出しすぎ!
Nちゃん

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