このレビューはネタバレを含みます
見終わった後、鬱々となりました。
重すぎる…
カルトはカルトでも、訳の分からんホラーじゃなくて良かった。
打って変わって抜け殻になってしまったカールが、今回は誘拐犯を追うことになる。その誘拐犯は何年にも渡り、子どもを誘拐するだけでなく連続殺人まで犯している。
この犯人がまたかなり気持ち悪い。
子どもの頃の環境のせいで悪魔の子になってしまい、神を信仰している家族を狙い信仰心を奪うどころか、神を恨むように誘導し新しい悪魔の子を生み出そうとしていたというオチ。
人はそれぞれ信じるものがあってもいいとは思いますがそれで周りを傷付けるのは違うだろ。
前回も胸糞でしたが、今回は子どもがなんの罪もなく可哀想な目にあっていくという更にいたたまれなく出来ることなら離脱したくなった。
このシリーズはこういう世界観をつくるのが、かなり上手い。
アサドとカールの相棒ほっこりはなく、ただただ暗すぎました。
