特捜部Qの刑事カールと相棒アサドの未解決事件探求ドラマ3作目。
北欧らしい陰鬱さが残るミステリー&サスペンス。
海辺を散歩していた町人が「助けて」というメッセージの入ったボトルを拾い、特捜部Qに送ってきた。古くボロボロでインクも滲んだ手紙からなんとか読み解いた差出人"P"の文字。
手紙を解読しながら該当する行方不明者を割り出していくがーー
宗教信仰と家族がテーマになってたけど、宗教も大きいところをざっくりとかではなくエホバの証人を名指しで使っててすごい…… 日本じゃ有り得ないし、ほかの国も宗教出てきてもこんな名指しするっけ?ってなった(お国の違いって面白い)
今作の犯人が断トツで猟奇的だしサイコパスじゃん😫って感じだったんだけど、鋏でグリっと行く感じの刺し方…… 幼少期の母親との一件が絡んでるんだろうなってなって結構エグかった。
北欧らしい暗さとか冷たさとかそういうのが上手くマッチしてた。雰囲気がまじで鬱だし、最後の音楽まで暗い。
子どもたちが助かったのは良かったんだけど、もっとはやくどうにかならんかったんか!ってくらいラストまで引っ張ってきて本当に救いの少ない作品だなってなった😔
信仰の自由もあるし、何を信じるかは人それぞれだし勝手にして~と思うけど、やっぱ家族であろうと他人に信仰心を押付けるの本当に良くない😇
日本人は無宗教だから~と言われても、(最低だけど)好き勝手適当に都合のいいところだけ信じるくらいでも良いんだろうなって思う……