籠

特捜部Q Pからのメッセージの籠のレビュー・感想・評価

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)
3.9
2017年59本目 新作外国映画22本目
1,000/54,600

スティングの詞のように始まるが個々の宗教を絡めながらシリーズ最大のスケールとなりアクションにも見応えのあるものとなった。「沈黙 サイレンス」を観たばかりだと宗教と向き合いながらこれだけでも楽しめるが主役同士のやり取りは最初からの方がなお良い。
今回は家庭が直接描かれず病んでいる体調不良から始まり困難と立ち向かいながら異教徒の助けを得てある程度解放されて終了するが、上映開始直後に最前列にスクリーンを遮って私の前に座った男がニョキっと頭を出して字幕を遮断したので生じた殺意は最後まで解放されなかった…
エドワード・ノートンみたいな鬼畜のポール・スベーレ・ハーゲンを記憶した。次回作ではノオミ・ラパス グレン・クロース ウィレム・デフォーになんとロバート・ワグナーというキャストのWhat happened to Monday?が楽しみだ。
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