もっちりん

人狼ゲーム ラヴァーズのもっちりんのレビュー・感想・評価

人狼ゲーム ラヴァーズ(2016年製作の映画)
3.5
待望の人狼ゲーム5作目!

3作目から監督が変わり「うーん」となっていましたが…。

本作は面白かった!!

「恋人」という新要素が入ったことで更に駆け引きが複雑に。脚本がなかなか練られており、予想外の展開もみられました。

監督が変わってから、自動的に処刑が行われていましたが、本作では参加者が殺す方式に戻っています。うん、やはりこっちのほうがいいですね。より狂気が出ると思います。

ただ、役者さんがそれについてこれていない感じがします。決して演技は下手じゃないと思います(主人公で一箇所、明らかに演技がおかしいシーンがありましたが…)が「極限」を演じるまでに至っていない気がします。

「本当に殺される」「人を殺したくない」「死にたくない」という極限状態を迫真の演技で演じられていれば、また演出できていれば、本作はシリーズ最高だったかな…という感じでした。危機に瀕する人の姿、生きようとする人の狂気をもっとリアルに描いてほしい!(好きなシリーズなので辛口で申し訳ないです)

と、色々書いてますが、前作よりは断然良いです!デスゲーム、ソリッドシチュエーション系の邦画の中ではかなり上位にランクされる作品だと思います。

ただ人狼初心者が観ると内容についていけない気もするので興味のある人は1作目からの鑑賞をお勧めします〜。

やっぱり駆け引きのあるデスゲーム作品は面白い!
もっちりん

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