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氷菓のはのレビュー・感想・評価

氷菓(2017年製作の映画)
3.5
あらすじ
姉の言いつけで古典部に入った主人公。
同じく同じ日に入部した女子生徒の前で、日常のちょっとした謎を何度か解いて見せたところ、ある事件の真相を解き明かして欲しいと依頼される。

感想
かなり面白かったんだけど、ここでの評価悪いんですね。
特に悪い部分とか無いと思うんだけどなんでなんだろう?
アニメとか原作もあるということで、それと比べてってことなの?
自分は原作知らなかったし、アニメから入る事も無いと思うので、入り口として実写映画があってくれて良かったです。

最初の二つの謎からの導入が楽しくて興奮しました。
こういう他愛もない、現実で気になっても解き明かされない謎に、ちょっと踏み込んで、とことん解き明かしてみる行為ってとても面白い。
普段曲がらない角を曲がって、行き止まりまで歩いてみるかのような、日常の冒険。
わたしも気になります〜、と、心が踊った。
この共感を作る部分、本編の謎解き部分でも、登場人物の思考の流れにシンクロできてすごく気持ちよかった。
「違う」と思ったタイミング一緒だったし。





以下ネタバレ含む


しかし、わたしが「夏のお嬢さん」を聞くたびに心で思ってた事が言語化されるのを目の当たりにする日が来るとは…

アイスクリーム
ユースクリーム
好きさ〜!

って、
わたし絶叫
あなた絶叫
好きさ〜
なのかよ、とか聞くたび思ってたけど、この作者もこの歌から着想を得たに違いないですね。
は