「イエス様って」
「いい奴だ。言うこと聞けよ」
「神様なの？」
「わからない。意見はあるけど 俺の考えだから押し付けたくない。自分で考えろ。でも信じることも恐れちゃいけない。
…とにかく何があってもみんなずっと一緒にいられるよ。知りたいのはそれだろ」
真っ赤な夕陽のなか、2人がそんなことを話してるんだけど
その間じゅう、メアリーは、フランクで逆上がりをしたり フランクをよじ登ったり 肩車させたり サングラスを奪ったり、しているの
そんでフランクは びくともしないの
それ見てて
ああ、子どもにとっての 男親の存在意義は きっとコレだ、と思った。いや ほんとに
僕も 小さい頃、お父さんで逆上がりした 肩車した 高い高いしてもらった 馬になってもらった 腕をもってぶん回してもらった
お父さんは いつでも 何回でも 僕がかなり大きく多分小学4年くらいになるまで いやな顔しないで笑ってやってくれた
その記憶が、僕のこの 明るくて 人を信頼できる性格(笑) を成すのに きっと何役も買っていたはずだ、と
この映画を観て 本気で気づきました
お父さん 有り難う
お腹の上にジャンプで乗ったりなんて、イブリンにはできないよね
子どもの人生は、親のものじゃない 才能のものでもない
そんな基本的なことがわかんない人が、未だに やまほど居ますよね
もちろん才能を守り育てる大人は必要なのですが
そういう機会が自分に巡ってきた時に
それを望んでいるのが、子どもなのか 自分なのか、目をカッと見開いてしっかり見極めないといけません
片目の猫フレッドの使い方うまいな〜
フランクがメアリーを、子どもが産まれた場面に立ち合わせるのも良かったな
(待合室で フランクにだらーっと寄りかかってるメアリーが可愛かったし)
