５カ国目（ベトナム、韓国、日本、中国、タイ）。

オリジナルの韓国版を踏襲しつつ、独自のアレンジも結構あって面白かった。思いのほか下ネタは抑えめだった。（ちなみに下ネタ全開だったのはベトナム）

英語字幕では細かいニュアンスを理解できなかったので、日本語字幕でもう一度見たい。以下気になったところ。

・戦後生まれのおばあちゃんが歌う懐メロ、気のせいかやたら古めかしく聞こえた。李香蘭みたいな。タイでは戦後もああいう歌が流行していたのかな？　
・ドラマ「Shoot! I Love You」に出てた俳優さんが孫役で出ていた。一見地味なんだけど意外にパッションがあってカッコイイ。
・プロデューサー役の俳優さん、ミュージシャンでもあるらしく、それで起用されたのかなと思った。
・針刺しのシーンに隠れた意味があったなんて、４作見ても気付けなかった。私鈍すぎるんかな。教えてくれてありがとう……。

タイ航空の機内で観れました！
「怪しい彼女」シリーズの中で観た作品は、3本目でしたが、一番面白かったです
実際「怪しい彼女」シリーズは、韓国・中国・日本・ベトナム・タイの5つの国で制作されているらしいです。
詳しいことは、比較サイトなどをアップしてる人もいるようなので、そちらを参考にどうぞ
個人的にタイ版が良かった点は、この映画にタイ映画では、エース級の女優ダビカ・ホーンを器用してることですね
美貌とともに演技力もあり、タイ映画が得意なコメディとの相性もバッチリでした！

※数年前にJALの機内映画で見て、国内で見直せる機会も無いようですが、未視聴の方へのレコメンドも兼ねて。

大ヒット韓国映画『怪しい彼女』のタイ版リメイク作品で、怪しげな写真館でポートレートを撮ったら突然20歳に若返ってしまったおばちゃんが、歌唱力で人気バンドのヴォーカルになってしまうコメディ映画。

おばちゃん姿とのギャップは、各国でのリメイク作品と比べても断トツです。どこかノスタルジックで昭和の雰囲気すら感じさせるタイの街並みが、日本人からすればレトロ映画のような雰囲気を漂わせていて、これはこの国でしか作れない映像だと感じました。

ストーリーはオリジナルの韓国版をかなり忠実に踏襲していますが、主演女優さん（タイではとても有名な方とのこと）の演技力の高さ、脇役キャラクターのインパクトなど、オリジナルに勝るとも劣らない部分があり、リメイク作品と括ってしまうのがもったいない意欲作です。