原作は映画化前から気になっていたが未読
何かそそるというか、不思議な魔を持つタイトル
でも、細部はほとんど知らずに鑑賞
序盤は、日本映画では、かなりのインパクト!
これでずっと行くんかい?!
少女のサイコパスを描き切るのか?!
観続けるのは、かなりしんどいだろうけど
作り手が本気なら、付き合ってもいいぜ!
って、覚悟決め出した中盤から一気に日和っていき、
後半のミステリー要素は、人物の出し方が素人的に下手なので、真相みたいなのも何となく分かっちゃったし、
終盤は、離れていた家族のお涙頂戴的な雰囲気になってしまった、、、嗚呼
何で突き詰めないのかな、、
一本の作品として、まとまりがなさ過ぎる
たまたま、昨日観た韓国映画
「スイングキッズ」が、たくさんの要素を盛り込みながら、ちゃんと一本の作品としてかたちを崩さなかったのとは、雲泥の差
そりゃ、サイコパスが家族を持つこともあるんだろうし、過去と決別していきたいと葛藤することだってあるだろう、
でも、それって、そーとーな決意だと思うんだよな、
もがき苦しむ様が伝わってこないと、
吉高由里子は好きな女優さんだけど、
全然元見えないんだよな、
堕ちてるように見えない、、
むしろ、この作品で最もインパクトがあり、鳥肌もんの凄い演技をしている人は、
ワンシーンしか出てこない清原果那
彼女のあのシーンで、0.3点は稼いでる!
それに、原作をかなり改変してるよつたけど、あのオチは、ミステリーとして、
あかんやろ〜(^◇^;)
あれ、使ったら、アウトよ、→ネタバレコメントで書くね
企画としては面白かったけど、成功しなかった一作。
何でも安易な感傷で終えようとする日本映画の悪い癖が、またまた見えた一作