くりふ

サブウェイ・トレインのくりふのレビュー・感想・評価

サブウェイ・トレイン(2013年製作の映画)
3.5
※本作は映画祭の一本として見ました。以前のサイトではその映画祭ページがあったのでまとめて投稿しましたが、こちらにないため、作品別に、その作品以外は名称だけにして、投稿します。

【アニメとは変態なり】

私は変態なので変態アニメーションナイト2014に行ってきました。初変態験でしたが、イベント名の本来の意味はpervertでなくmetamorphosisの方なのだそうです。…なるほどね。

確かに、みたらば納得でした。いやああああぁぁ、面白かった!

アニメーション原初の快楽、変質変貌変身満ち溢れお腹いっぱいになりました。最近、短編アニメをまとめてみても、これだけ充実したことってなかった。行って正解でした。

作り手が作りたくて作った、という当たり前のことがザクザク刻印されていてホッとします。実際は保守的で、売らんかなでテンプレ化されたような日本の商業アニメから離れて世界を見れば、オモロイ作品はまだまだこんなに待っている!

★『サブウェイ・トレイン』(2013年/アメリカ/4分
監督:ギャレット・デイビス

『北アメリカ物語』と同じ監督。なんですかねえこの、キモチわるいキモチよさは。子供番組でかかるような歌とドラッグムービーが無理なく、共存してしまっています。夢の中で見るようなPV。

★『ワ・タ・シ・ノ・カ・オ』(2005年/日本/3分)
★『北アメリカ物語』(2007年/アメリカ/5分)
★『パペットボーイのお話』(2008年/スウェーデン/19分)
★ピーター・ミラード ミニ・レトロスペクティブ
★『サニー・アフタヌーン』(2012年/オーストリア/7分
★『マゴット・フィーダー』(2013年/エストニア/16分)
★『歩いて歩いて』(2003年/カナダ/11分)
★『プロメテウスの庭』(1988年/アメリカ/28分)

なんでも最近は、これ系アニメの世界は、北米の作家が狂っているそうですね。こーんな作品ばかり通して今回、かーなりブレインウォッシュされました。癖になります。懲りずに次の変態ナイトがキたら、またイキたいと思います。

<2014.2.24記>
くりふ

くりふ