えむA

アウトレイジ 最終章のえむAのレビュー・感想・評価

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)
2.8
登場人物に誰一人として感情移入できないこのシリーズ。基本バイオレンスなシーンははとても苦手なので北野映画はほとんど観ないが今回はツレのお付き合いで観た。ただ最近はいい人俳優の人たちが思いっきり悪役を演じているのは観ていて爽快。
自動小銃をぶっ放すシーンは、いろんなテロ事件や先日のラスベガスの凄惨な事件を生々しく思い起こさせてゾッとした。平和な日本のヤクザのパーティとはいえソフトターゲット過ぎないか?
もはやネイティヴじゃない関西弁は極力気にしないようにして観た。みなさんけっこうなベテランの達者な方々が出ていて流石!重厚‼︎
特に塩見三省さんがいっぱい出てたので、大丈夫か?とハラハラしながら観ていた。凄く頑張っておられてよかった。
元証券マンの会長が野村なんですね。戦メリのデヴィット・ボウイみたくなってたな。
元はと言えばピエール瀧の性癖がもたらした災難、花菱会長と相まってお笑いのテイストに持って行った(けど笑えない)のは何だか微妙。
えむA

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